
本コースでは、ジュエリーやアクセサリーやそれに付帯するモノやコトのクリエーションを通して人の夢や幸せのかたちを世界に発信していきます。
単にかたちをデザインすることだけではなく、クリエーターとして包括的に―デレクションにとどまらずプロデュース―世界観をデザインしていきます。
まずはわたくし(一人称)の夢や幸せをかたにすることで、それを語ることが出来ることから始め、次にクリエーションで生計を立てる為には三人称やあるいは二人称の世界=市場という舞台にあがるためのスキル、またはスキームに身を置くことのできる身体をつくる。
という事は人が綿々と受け継いできた夢や幸せのかたちというものを知る必要があります。
この問いかけは、クリエーターなら誰でもいつでも何処ででも、ことあるごとに繰り返しブーメランのように回帰して来ます。それにある種の“素直さ”をもって耳を傾けることのできる、“豊かさ”をめざし、生活の中での“愉しみ”を提案していきます。
よって本コース領域は、
単にジュエリーやアクセサリーという既成の閾を超えた、身体のおよぶすべてに眼差しを向け、手を動かすことで考えられるすべてのコトとモノが、人の身に纏う美しさやあるいは華やかさ、また人のいる所の心地よさへ向かうベクトル上にある、と言うことができます。



◯ジュエリークリエーター
◯コスチューム・ジュエリークリエーター
◯メタルワーク・クリエーター
◯グラスワーク・クリエーター
◯ファッション雑貨クリエーター
◯ファンシー・雑貨/玩具クリエーター
◯什器・パッケージデザイナー
◯店舗開発設計
◯ファッションブランド設計/経営

1年次では造形をなすための基本的な右手の使い方と姿勢による視線のあり方、
2年次では左手について、右手を使うに実は左手が重要な役割を果たしていること。と同時に初めに右手で何をどのように掴んだのか?ということを思い返すという、モノをつくり出す本来の目的を、フーガのように繰り返し高低を変えた行為として、基礎的カリキュラムが習得されていきます。
3年次では双手が奏でるモノづくりの音を聞き分けるためモノからモノへ深く潜行して、世界の美しさ、不思議さを知ることで、モノづくりのリレーションの中に身を置きます。
4年次ではそこから浮上し羽化して、“世界の中にいる”という社会や身体としての自己との折り合いをつける=同期させる場を見つける準備をおこないます。
その時、ブランドづくりや国内外の展示会への出品をおこなうカリキュラムは、複数のクリエーターあるいはバイヤーや編集者との交わりを通じて網羅的な支えとなっていきます。
その中でプレスリリースの制作やホームページの開設は不可欠であり、また什器・パッケージデザインおよび陳列空間への配慮も必須であることから、造形的修練や商品・会計的管理を含め積極的にコンピュータ演習がおこなわれ、マニュファクチュールの周縁を固めて自立性の高い視線で事象に対する感覚や感度を養います。



ジュエリーが他のプロダクツと異なることで特徴的なことは、次の二つの相反する範疇の要素を合わせ持つということである。
生活を送るうえで直接的に必要なわけではないこと。考古学あるいは人類学的時代まで遡り存在していること。
このことは、ジュエリーをデザインするということにおいて重要なファクターとなり、それなりの敬意と気遣いを、さらに加える必要があるように思われる。

一般にジュエリーは美しいものであるが、美しさについていえばジュエリーに限らず美しさそのものには、利便性は存在していないので、その効用が問われることになる。
従って、美しくて当然、美しさ以上のことが求められる、ということになる。
主に素材となる貴金属は、この地球が存在する前に存在していた恒星の最後の輝きである超新星爆発の名残であり、心奪われる石の輝きは原始地球からぼくたちと同じように続く惑星の営みの結果である。
雨が大地を潤わせ葉が茂り、蔓は伸び実がなり、鳥が飛び日が射して虹ともに風がおこり水面が波打ち渦巻き、岩や砂は形を変えて熱として移動する。
人は石や木や布や金属にといろいろな方法で、ある情熱のもとにその形をとどめてきた。
その情熱の形を身につける、あるいは気の遠くなるような記憶と同化したいという意志が、ジュエリーには込められていると考える。
そして、このジュエリーというコトバは、おおよそすべてのコトバに2次的に置き換えて強化・敷衍できること、あるいは“想い”というレリーションに表象できること、
と考える。


コミュニティデザイン

studio-L 代表。
地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。
まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、
市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。
「海士町総合振興計画」「マルヤガーデンズ」「震災+design」でグッドデザイン賞、
「こどものシアワセをカタチにする」でキッズデザイン賞、
「ホヅプロ工房」でSDレヴュー、
「いえしまプロジェクト」でオーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞をそれぞれ受賞。
著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社)』
『ランドスケープデザインの歴史(学芸出版社:編著)』
『震災のためにデザインは何が可能か(NTT出版:共著)』などがある。
①ランドスケープデザイン
地域環境に呼応したオープンスペースのデザインとマネジメントのあり方について。
②コミュニティデザイン
無縁社会化する日本における新しいコミュニティ(特に「新しい公共」の担い手としてのコミュニティ)のあり方について。
③ソーシャルデザイン
地震や自殺や限界集落など、社会的な課題を美しく解決するデザインのあり方について。
いずれも、具体的なプロジェクトを立ち上げて実践しながら研究を続けている。
学部長

京都市立芸術大学彫刻科卒 個展、公募展、グループ展等で彫刻作品を発表
1972年から立体造形を中心にディスプレイの仕事を続ける イッセイミヤケ、川久保玲、高田賢三氏らのデザイナーと組み 新しいマネキン人形を製作
国立民族学博物館や都立庭園美術館等、多くの美術館アートディレクションや 会場構成を手掛ける
常に「人に優しい空間」をテーマに、イベント企画 デザイン教育等その活動範囲は広がるばかりである
もともと彫刻を大学で学んで、素材との葛藤がベースにある。
ものづくりにとって素材と自分との関わりから生まれでるものがすべてであって、
生きることそのものである。「もの」と対峙したときからすでに生き様の確認であり、
未知との遭遇に向けた自己との戦いが始まるのである。作る喜び、
作れる喜びを感じながらあらゆる素材、あらゆる手法に捉われないものづくりを目指している。
昨今はその延長上ではあるが、「もの」だけでなく「ことがら」を作るという領域にも挑戦中である。
「もの」や「ことがら」を作り出すことは人間が持つ唯一の特権と喜びだからである。
ジュエリーデザイン(コース主任)

中央大学仏文科卒業 フランス現代思想研究の道からビジュークリエイターに転身。1996年10月パリにて「GEODESIQUE」デビュー。デビューしてすぐに現地ジャーナリズムに取り上げられ話題になる。 1997年3月、パリ ファッション・アクセソワールの展示会『プルミエールクラス』に招聘され、日本人ビジュークリエーターとして初出展。

1997年8月、新宿伊勢丹にて「GEODESIQUE」ブランド展開スタート。2005年5月パリ、ビジュークリエーター展示会『KARA』出展。仏『LE FIGARO』紙に「Unique/豊穣」が流行の先駆けとして取り上げられる。2005年10月、パリ、ギャラリー・エルザ・ヴァニエメンズ・ビジュー展出展。仏『LE FIGARO 』紙に「BOURBAQUI/四神」が取り上げられる。

2005年11月、パリ『KARA』出展。2005年12月、仏『LE FIGARO』紙に“ヴァンドーム広場が無視できない10のブランド”のひとつに選ばれる。 2005年5月、パリ『KARA』出展。2006年7月 パリ 『レクレルール』社長より招聘され『トラノイ・オム』展にメンズブランド「BOURBAQUI」出展。動植物に造詣が深く、盆栽士、蘭士、ドッグライフカウンセラーの資格も有する。

金子哲也・プロダクトドローイング
久保田耕一・地金モデリング
東久男・地金モデリング
斎川嘉世子・WAX モデリング
南里美也子・七宝デザイン
阿部好世(petite robe noire主宰)
平山景子さん(資生堂ファッション・ディレクター)
遠藤敏彰・プロダクトデザイン(point-E 代表)
渡利仁・インダストリアルデザイン
安冨洋貴・描写実習
三橋慎一・プロダクトデザイン概論
酒井洋輔・プロダクト造形論
江指廣一・クレイモデル
メディアアート・インターフェースオーガナイザー

学術博士 Ph.D(植物生理学、園芸学)、 工学修士(海洋学)東京芸術大学先端芸術表現学科非常勤講師神戸市生まれ。 海洋学を修めた後、園芸に転向し千葉大学大学院博士課程修了。その後、学術的な新しい試みに挑戦しつつ、メディアアートで美術館、ギャラリーなどで作品展示、ワークショップ多数。

2000 年以降の主な展覧会に2000 年1 月「生命の析出する海辺」CAS(東京SOL と同時開催)、大阪 2000 年1 月「生命の析出する海辺」SOL(大阪CAS と同時開催)、東京 2000 年4 月「人々プラントロン」淡路国際園芸博覧会。兵庫 2001 年11 月「オーキソイド2001」ロボット・ミーム展~ロボットは文化の遺伝子を運ぶ

2003 年7 月「プラントロン」グリーンスペース展。東京藝術大学・ワイマールバウハウス大学交流展 ドイツ。2003 年10 月「オーキソイド2003」人とロボット展(パリ日本文化会館) フランス。2003 年12 月「耳の庭」アートパス展 東京藝術大学。2004 年3 月「voice plantron2004」OSAKA 04 春・花・生 21 世紀の芸術と生命の交差 大阪府現代美術館CASO。 2004 年4 月DIVA 展「耳の庭」 東京工業大学。2004 年9 月「プラントロン&受胎振動2004」セントラルイースト東京。 2004 年10 月「オーキソイド2004」「人、場所、共存」(金沢21世紀美術館企画展示) 。 2004 年10 月「受胎振動2004in 心斎橋」stay with art ホテルTPOINT。2004 年12 月「植物カメラ」新花論 東京都写真美術館。2005 年1 月「受胎振動2005in ASK」art space kimura ASK。2005 年6 月「受胎振動2005in TAP」取手アートプロジェクトサテライトスタジオ。2006 年1 月「美容音楽」art space kimura ASK。2006 年5 月花、蟲、鳥の声展 世田谷ものつくり学校。2007 年7 月森のなかで 和歌山県立近代美術館ほか。2007 年11 月サイレントダイアローグ NTT ICC。2008 年3 月生と死の半分あるいは「manuality」@ASK 2008 art space kimura ASK。2008 年6 月CO2 キャッチャー展 ギャラリーO2。2008 年10 月エロ、エゴあるいはエコ・サピエンス展@ASK 2008 art space kimura ASK

専門分野:メディアアート・デザインサイエンス・園芸、環境工学 専門技術:デザイン工学・植物学、園芸学、植物感性工学・数理物理学(数値シュミレーション)・コンピュータネットワーク工学・データマイニング(展示ビジネス工学) 裏技:学術博士(園芸学、植物生理)、 工学修士(海洋学)・民俗学・植物音楽 キャリアデザイン対象の業界:東京芸術大学大学院進学(アート系)・東京工業大学、神戸大学大学院進学(デザイン工学系)