
空間デザインコースでは、ショップインテリア、ディスプレイ、ライティングなどを学びます。
これらはモノと世界の境目を演出するものです。普段の生活の中で、あなたが様々なモノとどこで出会えるか考えてみてください。
ショップなどですよね。空間デザインコースでは、そのような境目の空間におけるひととモノとの出会いのデザインを学びます。
世界はモノであふれています。それは、ひとが自分にとって価値あるモノと出会えていないからではないでしょうか。だから、あなたがひととモノとの出会いを演出することは、とても大切なことだと思います。
なぜなら、ひとはモノを介して世界とつながることで、より豊かな生を得ることができるからです。


例えば模型で表現したインテリアを、 写真やシルクスクリーンなどの技法を用いて平面にする。 ただ平面にするのではなく別の作品を制作することで 自らの思考過程を振り返り深めることができるはず。
“きむ”率いる「いろは出版」のデザイン部門、
“AIUEO”の面々を講師に,
「売れる」雑貨商品を考える授業。採用されたデザインは商品化のうえ、 LOFT、キディランドを始め全国の雑貨店・書店で発売されています。



空間デザインコースでは、人から空間にアプローチします。空間を単なる住まいやショップとしてとらえるのではなく、この社会に生きているわたしたち同士のつながりの中から立ち上がるものとしてとらえます。気分や欲望を的確にとらえ、つながりを構成しているさまざまなで組み替えていきます。
カリキュラムは" わたし"自身への問いかけから始まり、それを造形や言葉で表現していく過程で人とのつながりを育成していきます。さまざまな演習の中でつながりを再構成して"もてなし"の空間として立ち上げ、その可能性を社会に問うことを通して、新しい空間デザイン文化を担う人材を育成します。
例えば、この学科の特色であるコラボレーション授業(浜村やディスプレイ)はあなたに重要な機会をもたらします。わたしたちは皆ひとりで生きているのではありません。ひととのつながりの中でわたしたちは初めて自分を発見できるのです。
コラボレーションは思考の起点とする自分を見出すために設けられている授業なのです。
また例えば、空間デザインコースにおけるインテリアデザインの課題の目的は、空間をつくることにはとどまりません。ひととのつながり、という視点で空間を考えると、そこには「もてなす」という行為が必ず付いてくる、と思います。
色々な方法で自分をもてなす・友達をもてなす・客をもてなすことで、ひととつながっていく訳です。インテリアデザインはそんな「もてなし」の一要素に過ぎません。インテリアは出来合いのものでいい場合だってあるでしょう。
大事なのは「もてなし」をとおして、ひととつながっていくことにあるのです。 あなたにも「もてなされた」経験はあるはずです。が、しかし「もてなす」ことは、実は、それよりもはるかに大きな喜び・快感をあなたにもたらします。
その方法を学び実践することは、あなたが生きていくための心の糧にもなるはずです。
中西啓(空間デザインコース主任)
コミュニティデザイン

studio-L 代表。
地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。
まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、
市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。
「海士町総合振興計画」「マルヤガーデンズ」「震災+design」でグッドデザイン賞、
「こどものシアワセをカタチにする」でキッズデザイン賞、
「ホヅプロ工房」でSDレヴュー、
「いえしまプロジェクト」でオーライ!ニッポン大賞審査委員会長賞をそれぞれ受賞。
著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社)』
『ランドスケープデザインの歴史(学芸出版社:編著)』
『震災のためにデザインは何が可能か(NTT出版:共著)』などがある。
①ランドスケープデザイン
地域環境に呼応したオープンスペースのデザインとマネジメントのあり方について。
②コミュニティデザイン
無縁社会化する日本における新しいコミュニティ(特に「新しい公共」の担い手としてのコミュニティ)のあり方について。
③ソーシャルデザイン
地震や自殺や限界集落など、社会的な課題を美しく解決するデザインのあり方について。
いずれも、具体的なプロジェクトを立ち上げて実践しながら研究を続けている。
学部長

京都市立芸術大学彫刻科卒 個展、公募展、グループ展等で彫刻作品を発表
1972年から立体造形を中心にディスプレイの仕事を続ける イッセイミヤケ、川久保玲、高田賢三氏らのデザイナーと組み 新しいマネキン人形を製作
国立民族学博物館や都立庭園美術館等、多くの美術館アートディレクションや 会場構成を手掛ける
常に「人に優しい空間」をテーマに、イベント企画 デザイン教育等その活動範囲は広がるばかりである
もともと彫刻を大学で学んで、素材との葛藤がベースにある。
ものづくりにとって素材と自分との関わりから生まれでるものがすべてであって、
生きることそのものである。「もの」と対峙したときからすでに生き様の確認であり、
未知との遭遇に向けた自己との戦いが始まるのである。作る喜び、
作れる喜びを感じながらあらゆる素材、あらゆる手法に捉われないものづくりを目指している。
昨今はその延長上ではあるが、「もの」だけでなく「ことがら」を作るという領域にも挑戦中である。
「もの」や「ことがら」を作り出すことは人間が持つ唯一の特権と喜びだからである。
建築、インテリアデザイン

京都工芸繊維大学大学院博士前期課程修了 (株)東畑建築事務所、廻はるよ建築+デザイン事務所設立。現職。
専門分野:空間デザイン(建築・インテリア)・空間デザイン系理論・企画
専門技術:設計・文章執筆
裏技:バレエファン(技ではないが)。本読む時間が長い。
キャリアデザイン対象の業界:空間デザイン系企業など・デザイン事務所
「現代デザインの批評的研究」デザインは90年代に大きく変容を始めている。それは他の文化と同様に私たちの言語活動に対する理解に深く関わっている。私たち自身が言語によって形成されるその受動的な姿によって、ものをつくる主体としての座を文化的言説にゆずらねばならないことに自覚的にならざるを得なくなったからである。現代のデザインを「デザインの言語的転回」をひとつのキーワードとして、産業目的を既に相対化しているデザインというものについて批評的に研究していくことをひとつの柱としている。
展覧会の企画・制作や建築のフォーラム開催などの活動のほか、光による空間デザインの実践を計画中。
インテリア、展示、建築デザイン(コース主任)

京都工芸繊維大学卒 デザインスタジオ・ストロベリーフィールズ、安藤忠雄建築研究所、 京都芸術短期大学を経て現職
大学を卒業してから、仕事として様々な建築・インテリア・展示・家具を、たくさんデザインしてきました。その過程で興味をもったのが、それらのデザインに関わる人間そのものです。これらの仕事では多くの人間と関わることになります。そして、仕事の多くはその人間関係に悩まされ、困難さに直面することになります。そりゃそうですよね。様々な人間が、様々な思いを持ってひとつの仕事に関わる訳ですから。 そこで最近はそれら様々な困難さ、曖昧・矛盾・不満といったものがなぜ生じるのか、その原因について考えています。方法はずばり精神分析。人間の言動の裏に隠された無意識を探り出し、それらがどのように働いているかを分析することで、これら困難さの原因を明らかにしようとしています。「あぁ、そういうことだったのか」と困難さの原因が分かることで、少し気楽になれるという効能がこの研究にはあります。
空間デザイン

武蔵野美術大学彫刻科卒業 米国ミシガン州立大学大学院彫刻専攻修了
専門分野:立体造形 専門技術:立体造形、モニュメント制作 裏技:ビール愛飲
「都市空間における造形」をテーマに制作をしています。パブリック・スペースに様々な「演出」を試みることで快適な空間の創出ができるのではないかとの想いで各地に多くの提案をしてきました。また自身の制作研究の発表として、個展を行っています。
空間デザイン(通信教育担当) 准教授

京都工芸繊維大学大学院出身
専門分野:建築・インテリア設計及び企画、まちづくり、幾何学・数理解析 専門技術:設計、プレゼン(Illustrator、Photoshop)、CAD、CG(Vector Works、Shade)模型制作、企画書作成 裏技:バレーボール(ビーチ含む)、大阪弁、だんじり キャリアデザイン対象の業界:設計事務所、デザイン事務所 インターン先の紹介:要相談
建築・インテリア空間における幾何学の持つ心理的効果を評価し設計に映させる試みを展開中。一方で通信教育におけるデザイン教育の普及について日々頭を悩ませている。
大月勝弘・ディスプレイデザイン(K.D IN.代表)
池永誠之・建築設計
日下部一司・コンテンポラリーアート(大阪美術専門学校)
酒井洋輔・コンテンポラリーアート・グラフィック
(いろは出版株式会社クリエイティブ)本学科OB
原田祐馬・メディアデザイン(UMA/design farm 代表)
特任講師
渋谷城太郎・空間設計家(株式会社MUSEGRAM代表)
藤本隆行(照明デザイン・パフォーマンスアート